木の家と乾燥の関わり

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木の家 サステナビリティな暮らし

無垢材の家を建てると決めたならば木材の事を十分に理解することをお勧めします。

木材と言っても一概に同じではなく善し悪しは様々です。

木の性質を学んで後悔しない家づくりをしてくださいね。

本日は木材の乾燥の重要性についてお話しさせて頂きます。

木材乾燥の重要性とは

木は地面から吸い上げた多くの水分や樹液が含まれるため

伐採してからも水分を抜くのに時間がかかります。

乾燥させることで腐朽菌の発生を減らし、強度が増し、

反りや変形などが起こりにくくなります。

木は乾燥すると収縮や変形を起こし 乾燥が不十分な

木材を使用すると住宅に歪みが生じるので、

十分な乾燥が不可欠なのです。

十分乾燥した木材を使用することで後に収縮や変形が

起こりにくくなります。

乾燥の種類には

■天然乾燥

風通しの良い場所で自然乾燥させることです。

色や香りも良い材に仕上がりますが、

乾燥時間に半年~1年近く時間がかかります。

人工乾燥に比べると木材により含水率に差があるようです。

■人工乾燥

木材乾燥機に入れ乾燥させるため、短時間で理想の

含水率に仕上げることができます。

蒸気式、除湿式、高周波とあり、日数は1日~30日ほど。

天然乾燥に比べると香りが劣る傾向があるようです。

■未乾燥材

伐採して乾燥させずに使用するためコストが

抑えられますが乾燥が不十分のため問題も

起こりやすいです。

構造材の含水率とは

JAS規格では木材の含水率を20%以下に設定しておりますが

これは最低基準であり、理想としては含水率が15%~18%。

表面が20%でも芯の部分の含水率は30%である可能性も

あります。

含水率が高いと変形などが起こり建物に不具合が

起こります。

芯の部分の含水率20%にするには表面を15%にします。

しかし実際は15%でも変形が発生することもあるので

10%が理想的です。

内装材の含水率は

現在は高断熱、高気密、快適住環境を求めることで

エアコンを使用し、冬場は以前よりも室内の温度が高く、

空気が乾燥し木材にとっては変形などが生じる原因でも

あります。

室内平衡含水率とは

木材が収縮、変形しない平均状態を維持する含水率です。

変形などが起きないためにも含水率を8%以下が

理想的です。

乾燥方法についてそれぞれメリットデメリットありますが、

天然乾燥は昔ながらの工法でその時代に合った方法で

施工できたと思いますが、現代ですと安定した製品や

納期の関係で天然乾燥を取り入れるのは

中々難しいところでもあるようです。

木は生きた素材のため

乾燥することで変形が起こります。

乾燥と換気が行き届かないと築年数が高くなるにつれて壁内に

カビの発生、土台や柱に腐食が始まることがあります。

充分に乾燥させた木材を使用することが、

安心、安全で、くるいの無い、家づくりには

重要となります。

木の家について詳しく知りたい方は

定期的に説明会などを開催しているので

是非弊社モデルルームに本物の木を体感しに

いらしてくださいね。

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