【現場】組木で柱の傷みを補修

最近の気温低下に体がついていかないSNS担当です。陽が落ちると一気に冷えますよね。

一日出かける場合は羽織物など調節できる服装が良いかと思います!

さて、推定築70年の古民家リフォーム現場から、こだわりポイントをご紹介。

まずはこちら。

既存の柱の傷みを補填するように新しい木材が組み合わさっているのがお分かりかと思います。

こちらは、日本の伝統工法「組木」(木組みとも)

組木とは、腐った部分、傷がついてしまった部分を切り落とし、新しい木材を組み合わせて材を補填する技法のこと。

木材を継ぎ合わせて延長することも出来ちゃうんですよ。

これが、木造建築が最も長く持つ建築の一つである理由でもあるのです!

出来る限り使えるものは残しながら、住み心地のいい家を。木は切られてからもなお「生きて」います。

木目の向きや経年劣化を読み取って、美しく丈夫に保てるような使い方をすることが必要となります。

高い技術を持つ大工さんが木の性質を熟知し普及した技法が「組木」なんですよ(^^)

〈おまけ〉下のように、柱や梁を室内側に見せるように仕上げることを真壁(しんかべ)と呼びます。

古い材と新しい材を掛け合わせることによってほどよく現代的な雰囲気も出ていますね!

↓桜の装飾パーツはここにあしらいました。古材と新しい木材のコントラストが面白いですよね(^^♪

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