日本で起業して、長年日本でお仕事をされている外国の方からの2棟目のご依頼です。
限られたスペースにジャストフィットするL型キッチンをご提案しました。
薪ストーブはお施主様の生活に必需品でした。
床はオーク。壁は桐。天井は赤松です。
木の香りで満たされた、心身ともにリラックスできるリビングです。
広めの洗濯スペースです。
洗濯機はミーレ製、輸入品です。
床はチーク。壁は桐。天井は赤松。
カウンター材はブラックウォールナットで造りました。
バスルームには洗面台とトイレも設置します。
床・壁・天井の全てがチークという贅沢な仕様です。
階段には足元灯として蹴込板の裏側から照明を当てています。
階段は赤松。優しい肌触りになりました。
各部屋の天井は極力高くしましたので、隠れていた梁が表れてアクセントになります。
床・壁は桐。天井は赤松。桐の香りが充満していて、健康的な寝室です。
このまま生活を始められるくらいの状態でした。
骨組みの見える状態まで内装を解体します。
今回は外装はなるべく既存のままとの施主のご希望でした。
足場を掛けたら、現況の状態を点検します。
劣化している部分があれば、補修の計画を立てます。
土台・柱・梁など腐食していれば取り換えます。
土台・柱・梁の接合部は金物で緊結します。
この現場はテラスハウス。
燐家とつながった家ですが、防火の界壁に欠損部分が見つかったので、セメントで補修します。
鎌倉の自然豊かなエリアで、環境も良いのですが、湿気が多く対策が必要でした。
今回は防湿フィルムを床下に敷き込みました。
床下には30倍発砲の高性能な断熱パネルを敷き込みます。
キッチン・バスタブ・洗面台などお施主様と打合せ・決定したら、その配置を作図して給排水管を床下に設置します。
壁と天井の断熱は吹付としました。
断熱性・気密性が高く、結露も防止します。
天井を高くするためには、梁の上を通して配線する必要がありました。
外壁を極力壊さずに既存のまま使いたいとのことでしたので、既存の窓枠にカバーする形で取付します。
既存の玄関は小さく、大きなドアに取り換えたいので、玄関廻りのみ壁を解体してサイズを変更しました。
壊した壁は透湿防水シートでしっかり防水します。
壊した壁の補修には、なるべく違和感のないサイデイング材を探します。
キッチンのイメージはコンピューターグラフィックのCG画像で施主に確認します。
ほぼ計画通りのイメージで設置できました。
外壁や木部は、劣化した部分を補修・張替えして、塗装で仕上げます。
屋根には薪ストーブの煙突を出す穴を開けます。
煙突穴から雨漏りしないように、煙突囲いを造作します。
煙突囲いを防水シートと板金で囲い、煙突を通して完成です。
2024.10.15
2024.08.21
2024.06.14
2024.06.11
2024.04.30