素材を活かした古民家のフルリフォーム【秦野市】
「ホームページを見た」とお電話をいただき、リフォーム相談が始まりました。
築70~80年前後と思われる古民家を現代風デザインにリフォームしました。
素材を活かした古民家のフルリフォーム【秦野市】
「ホームページを見た」とお電話をいただき、リフォーム相談が始まりました。
築70~80年前後と思われる古民家を現代風デザインにリフォームしました。
施工前と施工後の違いをご覧ください。
工事概要
施工エリア | 神奈川県秦野市 |
---|---|
工事期間 | 約60日間 |
工事費用 | ¥12,000,000 - |
ご提案 | 築70年を超えたと思われる古民家には、立派なケヤキの大黒柱があり、無垢材だけで造られた、木質感溢れる魅力的な建物です。建具なども雰囲気があり、良い物はなるべく残す、素材そのままを活かしたリフォームをご提案しました。 |
お客様の声 |
施工の流れ
築70年を超えていても、木部の腐食は雨ざらしになっていた躯体の一部だけ、木材の材質と通気性が家を長持ちさせていました。
外壁は一新します。屋根は予算の都合で「次回のリフォームで」となりました。
外壁はすべてやり直し、防水シートを張り、壁内通気層を横桟でつくります。
歴史を感じる内装です。
建具は同じものを作るとかなりの高額になります。
なので、良い物はなるべく残すことになります。
この台所は応接間になりました。
間取り変更でキッチンやトイレなどは別の場所に移動です。
なぜか「げげげの鬼太郎」を思い出すような雰囲気です。
窓はすべて交換。床は廊下など一部を残してすべて張り替えです。
屋根・壁・床には断熱材を充てんしました。
窓は雨戸を無くして防犯ガラスとしました。
今は殆ど無くなってしまった、構造材が丸見えの総天然木の本物の木の家です。
今の木造は、木造といっても、積み木のように接着剤で木を張り合わせた「集成材の家」がほとんど。
フローリングも木目調のべニアがほとんどです。
本物とは風合いも匂いも全く異なるものなので、家づくりの際には必ずチェックしてください。
もともと、南面はすべて窓でした。
なので、暗くならないように大きな窓を並べることを提案しました。
無垢の建具は撤去予定でしたが、良い物でしたので、間仕切りとして残すことになりました。
台所であったこの場所は、和室の応接間になりました。格子は良い物であったので、残してアクセントに。
応接間から玄関を望みます。玄関は展示ギャラリーとしても活用されます。この場所にはもともと玄関・廊下・洗面・浴室が有りました。
玄関から応接間を望みます。玄関ギャラリーは16畳ほどの広さ、応接は6畳です。
洗面・浴室・廊下の天井解体時に、良い形の梁が多数出てきたため、アクセントとして残すになりました。
障子をすべて外すと、約30畳もの大空間になります。壁は珪藻土でリフォームしています。
建具は無垢の良い物ばかりでしたので、手直しして使いました。障子紙にはすべてワーロン和紙を使っています。
壁には飾り窓を造り付けています。床は畳からタイルカーペットにリフォーム。事務所らしさを演出しています。
天井には無垢の杉板が使われていました。全く手を入れずとも、良い雰囲気を作っています。
建具は塗装して、アクリルワーロンを採用しました。
住宅に関するブログやイベントの詳細など。
弊社が手がけた新築やリフォームの事例です。