「ホームページを見た」とお電話をいただき、壁が今にも脱落しそうでしたので、緊急対応からリフォーム相談が始まりました。 脱落してしまった外壁の復旧工事を行いました。 ものすごいひび割れで驚いたのですが、断熱材の代わりに藁を積み、その上に左官塗をしたようです。
施工前と施工後の違いをご覧ください。
一番大きな亀裂の部分です。割れ目から藁が見えています。
勝手口の土間には、新築の際に余って、大切に保管していたタイルを張ることになりました。
室内の窓には、壁の中にある断熱材の藁が見えています。超自然素材の家の象徴的部分です。
台風で壁を飛ばされないように、ブルーシートで養生しました。
足場掛けが始まりました。
中に入っていた藁はダンプ5台分ありました。
藁を撤去すると、壁の中は空洞です。柱がありませんでした。
基礎アンカー、基礎パッキン、土台、柱の順番で組み上げています。
断熱材の藁を撤去したので、有害物質を出さない水性の防水材を吹き付けました。
一次防水層を造ります。
左官壁の下地になるラス板を張ります。
もう一度防水シートを張り、ラス網を張りました。
下塗りを塗り始めています。
中塗りが完成しました。
漆喰を塗れば、外壁の完成です
室内から見えていた藁が撤去されて、外が見えています。
タイルを貼ります。
引き戸を取り付けました。
写真では解りにくいのですが、真っ白な漆喰の壁になりました。
タイルを張りました。
壁内空間を利用した物置が出来ました。
断熱材としてわらを使っていた、その思い出を窓の中に残しました。
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